- すいきょう
- I
すいきょう【垂拱】〔書経(武成)「垂拱而天下治」。 衣の袖を垂れ, 手をこまぬく意〕何もせず, なすがままに任せること。 多く, 天下がよく治まっていることにいう。 垂裳(スイシヨウ)。IIすいきょう【垂教】教え示すこと。 また, 教え。III
「原意を損ずるを発見せば請ふ~せよ/罪と罰(魯庵)」
すいきょう【水郷】(1)水辺の村里。 特に, 川や湖などが多くある景勝地。(2)「すいごう(水郷){(1)}」に同じ。IVすいきょう【水鏡】(1)水面に物の影がうつって見えること。 みずかがみ。(2)〔世説新語(賞誉)〕(水がありのままに物の姿をうつすように)おこないを正しくし, 人の模範となること。 また, その人。Vすいきょう【酔狂・粋狂】(1)(「酔興」とも書く)物好きなさま。 好奇心から風変わりなことをするさま。「だてや~でやっているわけじゃない」「~にもほどがある」
(2)酒に酔って常軌を逸すること。「みめの悪きとは, ただ~のあまりなり/狂言・法師が母」
〔「えいぐるい(酔狂)」の漢字表記を音読みした語〕VIすいきょう【酔興】⇒ すいきょう(酔狂)(1)VIIすいきょう【酔郷】(1)酒飲みの理想郷。 酒飲みの天国。(2)酒に酔った心地よい状態を別天地にたとえていう語。「~をさまよう」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.